しんぐるふぁざーが伝えたい〜「面会交流権」〜

不倫・離婚

こんにちは!
しんぐるふぁざー「Ryu」です!

前回は親権争いについて綴りました。

しんぐるふぁざーが伝えたい〜「親権」の判断基準〜

今回は非常に繊細な問題、面会交流権について私見も交えながら綴っていきたいと思います。

面会交流権とは

面会交流とは子どもと離れて暮らしている親と子どもが、直接会ったり、手紙や写真などを利用して、親子の交流をすることです。

面会交流権は交流を求める権利であり、基本的に子供と離れて暮らす側の親が主張することができます。
面会交流権は、実は親だけではなく子の権利でもあります。
親子である以上、お互いに会いたいと思うのは自然のことでありますが、面会交流を経て子供を傷つけてしまっては意味がありません。
具体的に言えばDVの危険性がある場合などです。
前回の「親権」の際にも書きましたが調停では面会交流自体が子の利益になるかどうかで判断されるケースが多いです。

面会交流の方法・手段

次に面会交流の方法や手段について一般論を綴りたいと思います。

主に面会交流の条件として決めることは以下のようなことが挙げられます。
・面会の頻度 月に1回程度が一般的のようです。
・面会時間、時刻 1度の面会につき何時間会えるのか、何時から何時までなのかを決めます。
・会う場所 面会の際の場所を決めます。
・付き添い人 まだ乳幼児の場合は付き添い人の有無を決めます。
・引き渡し場所 待ち合わせ場所、引き渡し場所を決めます。
・行事の参加 運動会や入学式、入園式などの行事はどうするのかを決めます。
・連絡方法 本人と直接連絡を取って良いのか、親権者を経由するのかなどを決めます。

※面会交流と養育費は別問題
よくある揉め事として養育費を払わないから会わせない、会わせてくれないなら養育費は払わないは通用しません。
面会交流させてくれないなら強制執行も視野に入るので注意しましょう。
ついつい揉めがちな部分ではありますが、子供の利益と考えた時に全く建設的な話ではありませんので冷静になれるよう努めましょう。

面会交流した方が良いのか、否か。

面会交流した方が良いのかどうかは、いろいろな考え方があるので一概には言えないと個人的には思います。
なぜならそれぞれにメリット・デメリットがあり、夫婦間の事情も千差万別だからです。

会わせるメリットとしては同居親にとっては自由な時間ができますし、送迎や遊びに行ってもらうことで経済的や育児の負担が減ると思います。
1番私が大きいと思うのは、1人ではカバーしきれないコミュニケーションが取れたり、安心できる環境が増えるということです。
もちろん相手の素性やどのような理由で離婚したかにもよりますが、ひとり親が抱える負担は精神的にも体力的にも大きいものです。
同居親に余裕が生まれると生活も豊かになっていくので子供にとって多大な利益になると私は考えます。

会わせるデメリットとしては親の感情的な問題がほとんどだと思います。
離婚理由にもよりますが、会わせることに耐えられない、付き添い人としても会いたくないなど精神的なストレスを感じてしまうことが挙げられます。
またそれ故に親の感情で会わせないという選択をされている方が多い印象です。
かく言う私もその1人で、離婚する際にはお互いの引き取る子に全く干渉しないことを条件に離婚しました。
ですので離婚してから7年半経ちますが、1度も会わせたことはありません。
今では会わせてあげた方が良かったこともあれば悪かったこともあるため、やはり経験している今でも、面会交流については一概に言えないな、、、と感じます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は面会交流権についてまとめ、私見も交えた感想も述べてみました。
どっちが良いか悪いかは、様々な事情や環境が複雑に絡んでいるのでハッキリと言えないと私は思います。

ただ、もしあなたが今、面会交流について悩んでいるようでしたら、1つだけ自分に言い聞かせて欲しいことがあります。

「あなたの感情は置いておいてください」

私もそうでしたが、離婚する際には、相手に腹が立って意地を張ってしまうこともあるかと思います。
でもあなたの感情で憎いから「会わせない」まだ好きだから「会わせる」は違うと自信を持って言えます。
子供にとって相手親と会うことがプラスになるのかどうか・・・。
後悔する部分もある私としては、皆さんにこれを1番に考えて欲しいな、と思います。

それではまた!

然様なら!

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