しんぐるふぁざーが伝えたい〜「親権」の判断基準〜

不倫・離婚

こんにちは!
シングルファザー「Ryu」です!

前回は調停の準備で用意した書類について綴りました。
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しんぐるふぁざーが伝えたい〜「調停」準備した書類〜

今回は親権についての基本知識からどのようにして親権取得に向けて動いたのかを綴っていきたいと思います。

親権はどういう理由で判断されるのか

まず親権の判断基準についてご紹介したいと思います。
全てのご家庭の事情は異なりますので、一般論で綴っていきます。

原則として、「どちらに親権がいく方が子供にとって利益になるのか?」を基準に判断されます。
利益という言い方は少しイヤな気もしますが・・・。
具体的には以下のような点を客観的に見て判断していきます。

・収入
子供を育てていくには当然お金が必要になります。
実際に予想される必要な費用と収入が見合っていることや、養育費の支払いが見込めるのかなどを判断する材料にもなっていきます。

・子供と過ごす時間
子供と過ごす時間も大切な判断材料です。
仕事をしながら過ごせる時間は確保できるのか、休日は週に何回あるのかなど具体的に子供と過ごす時間を見られます。

・家事などの生活能力
今までの実績として子育てや家事をしてきていたのか。
当然、離婚後は食事を作ったり、洗濯したり、掃除したりしなければなりませんので家庭生活では今までしていたのかが見られます。

・今までの子供に対しての実績
休日は子供と遊んだり、おむつ替えや子供をあやしたりしていたのか。虐待など子供に対して不利な客観的事実はないのかを見られます。

・周りの協力を得られるのか
親族がご健在で親権者以外にも頼ることができるのか、子育て支援センターなどの具体的な環境を用意しているのかを見られます。

・子供の年齢、性別、意向
年齢や性別を考慮して同性が良いのか、異性が良いのかの判断や子供は母親・父親どちらについていきたいのか年齢にもよりますが意向も判断材料の一つです。

・兄弟姉妹との関係 不分離の原則
基本的に兄弟姉妹はバラバラにせず、一緒に暮らすことが前提とすることが望ましいとされています。

・環境変化への適応力
転園や転校など環境の変化による子供に対しての影響は限りなく少ないほうが良いので、そういった観点からも見られます。

・乳幼児の場合は母親が有利
母性優先の原則があります。子供が小さければ小さいほどこの原則が適用になるケースが多いです。

必要書類を使いどのようにして親権を得るために組み立てたか

ここからは前回のブログで綴った、私が用意した書類でどのようにして話を組み立て、親権を獲得できるように向けて話し合いを進めたかを紹介したいと思います。

不倫の証明
「不倫相手と一緒にいる時の写真」
「車内に残された缶ビールの写真」
「自家用車に取り付けたGPSの移動記録」
「不倫相手直筆の不倫を認める書面」
「不倫相手と妻のLINEのやり取りの記録」

1番メインとなった書類はやはり不倫の客観的事実でした。
不誠実であるということと、親権を妻が得たとしても、子供を放置して不倫に出かけている事実は今後も繰り返す可能性があり、子にとって確実な不利益であると言えます。
子供と過ごす時間や金銭的にもマイナスであることは証明できます。

金銭の証明
「内定通知書」
金銭の証明として用意したのは内定通知書に給与額を記載してもらい、生活水準に自らの収入があることを訴えました。

モラハラの証明
「ラインのトークやメールの履歴」
息子のことが嫌いと言った発言や、いらないと言った発言が妻からあったため、履歴を提出しました。
弾みで言ってしまったとしても事実としてそういう発言が残っていると、証拠として提出することができます。
自身にも言えることですが感情で発言してしまうのは控えた方が良いと思います。

Ryuという人間についての証明
「友人・知人の証言」
私が誠実な人間であるということを証明してくれる友人や会社の方がたくさんいてくれました。
複数の人から見た本人と子供との関係性や金銭的な感覚、女性関係などは子にとっての利益になるため有利に働く書類となりました。

まとめ

いかがだったでしょうか?
たくさんの書類を準備して、親権をなんとか獲得できるようにと奮闘し、今はこうして息子と一緒に暮らすことができています。
調停委員も第三者ではありますが、当然ながら人です。
訴えかけると言葉は悪いかもしれませんが、情が出てくる部分も必ずあります。
いかに自分が親権者としてふさわしいかアピールする・・・というと聞こえは悪いかもしれませんが、必要だと感じました。

実際に自分が置かれてみると準備する書類の多さに疲弊したりメンタルに影響が出て、子供にとっても良くないかもしれません。
ですが、子供の未来のために参考にしていただけたら幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!

然様なら!

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