こんにちは!
しんぐるふぁざー「Ryu」です!
今回は調停でどのような書類を証拠として用意すれば良いのかにスポットを当てて綴りたいと思います。
前回のブログはこちら↓↓
しんぐるふぁざーが伝えたい〜「調停」申し立てから調停当日の流れ〜
「何について話し合いたいのか?」
まずは何について「調停」を行いたいのか十分に検討しましょう。
離婚調停では以下の事について話し合いたいケースが多いかと思います。
離婚について
大前提ですが、離婚したいのか?別居したいのか?元に戻りたいのか?
親権について
お子さんがいる場合は親権は誰が保有するのか?母方?父方?
養育費について
そのお子さんの養育費はどうするのか?金額は?支払い方法は?
財産分与について
貯金や不動産、また借金の配分はどうするのか?
以上が離婚調停で争点になることの多い事だと思います。
ご自身がどのようなことを話し合いたいのかをピックアップしていきましょう。
そして話し合いたいことに合わせて必要な書類や証拠が必要になってきます。
「必要になってくる書類」
次に必要な書類についてですが、何について話し合いたいのかによって、準備しなければならない書類が変わってきます。
全ての書類に言えることですが、客観的な事実を証明しなければならないため、公的なものの方がより信憑性が上がります。
調停委員に認めてもらいやすい書類の一部を紹介したいと思います。
離婚の場合
DVによる診断書やLINE・メールなどでのモラルハラスメントの発言など
親権の場合
育児放棄の事実を証明するもの 友人・知人の証言、自身の収入を証明するものなど
養育費の場合
源泉徴収票、給与明細、確定申告書、非課税証明書、預金通帳など
財産分与の場合
不動産登記事項証明書、固定資産税評価証明書、預金通帳、ローンの残高証明書など
「私が用意した書類」
ここからは私が実際に調停で準備した書類をご紹介したいと思います。
全く同じことはありませんが、視点などを共有して参考にして頂ければと思います。
不誠実である事の証明
「戸籍全部事項証明書」
別居中でも婚姻中であれば取れます。
妻が当時32歳でバツ1ということは知っていましたが、実はバツ2だったことが別居中に発覚しました。
そのため事実を伝えずに婚姻していたという事実の証明として用意しました。
不倫の証明
「不倫相手と一緒にいる時の写真」
「車内に残された缶ビールの写真」
「自家用車に取り付けたGPSの移動記録」
「不倫相手直筆の不倫を認める書面」
「不倫相手と妻のLINEのやり取りの記録」
言わずもがな、不倫の証拠です。
最初は疑いでしたが、前に書いたブログで綴った通り、相手から不倫を認める書面を直接書いてもらうことができたため、実際のLINEのやりとりも手に入れることもできました。
完璧な不倫の証拠として用意することができました。
育児放棄の証明
「息子の喘息の通院記録」
これは諸刃の剣で私にも降りかかる可能性があるので、最終的には出しませんでした。
息子が喘息の治療に3ヶ月間通っていなかったという事実の証明です。
金銭の証明
「口座の残高証明書」
「カーローンの残高証明書」
毎月の給与を全て口座から抜かれ使途が不明な点を証明しました。
カーローンは負債も折半を訴えるために用意しました。
モラハラの証明
「ラインのトークやメールの履歴」
私に対しての暴言、息子はいらないと言った発言があったため、証明として提出しました。
Ryuという人間について
「友人・知人の証言」
周りの友人・知人に協力してもらい私がどう言った人間かを書面で書いてもらいました。
金銭の使い方や家族に対しての接し方、虐待の様子などがあったのかなどを書面に書いてもらいました。
以上が私が準備した書類になります。
細かい書類はまだいくつかありますが、大まかにはこの辺りの準備を進めて調停で提出しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結果から申しますと私はこれらの書類を準備して息子の親権を獲得することができました。
次章では親権を取るために調停でどのようにこれらの書類を使って話を組み立てていったかをお話ししたいと思います。
それではまた!
然様なら!
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