しんぐるふぁざーが伝えたい〜「調停」申し立てから調停当日の流れ〜

不倫・離婚

こんにちは!
しんぐるふぁざー「Ryu」です!

今回は調停について綴っていきたいと思います。

実際に調停を経験した私が、調停についてと調停の準備としてどのようなことをしたら良いのか考察してみたいと思います。
以前も書きましたが私は調停前は本当に一文ナシでしたので弁護士等に依頼することはできませんでした。
弁護士を利用した方が間違いなく自身の負担が減ると思いますが、そういうわけにはいかなかった為、私の観点で綴りたいと思います。

前回のブログを読んでいない方はこちらから↓↓
「不倫調査」〜しんぐるふぁざーがお金をかけずにやったこと

「調停」ってなに?

私も調停をスタートしてみるまで、なかなかイメージが湧かず、よくわかっていませんでした。
調停という言葉は聞いたことがありますが、あまり身近なものではない方が多いのではないでしょうか。

まず「調停」とは何なのか?というところですが、

裁判ではなく話し合いによりお互いが合意することで争いの解決を行うことになります。
調停委員が第三者として、当事者双方から事情を聞いてくれます。
第三者が聞いてくれるということは主観的な感情などを除いて、どういう事実があったのかということが重視されます。

離婚について当事者間で話し合いをしてもまとまらない場合や、そもそも離婚の話し合い自体ができない場合に調停を行うことができます。
例えば未成年の子供の親権者を誰にするか、子供との面会交流権、子供の養育について、養育費、財産分与、慰謝料、負債などについて話し合うことができます。

私の場合も妻が話し合いに応じてくれなかったため、調停の申し立てに踏み切りました。

「申し立てから場所や時間について」

続いて申し立てについてですが、申し立ては調停の申し込みのようなイメージです。
裁判で言うところの立件手続きになります。

※以下の情報は私が申し立てを行った2015年時の情報ですのでご注意ください。

離婚調停の申し立てに必要な書類は、

・申し立て書


・付属書類・・・事情説明書、子についての事情説明書、連絡先等の届出書、進行に関する照会回答書、年金分割のための情報通知書


・戸籍謄本(発行から3ヶ月以内のもの)

以上です。

申し立て書類と付属書類は裁判所にてもらうことができます。
管轄の簡易裁判所HPからダウンロードすることもできます。

子についての事情説明書は未成年の子供がいる方のみ、年金分割のための情報通知書は離婚とともに年金分割の割合を話し合いたい場合に必要になります。

費用は訴訟に比べて格安で済むのも特徴です。
・収入印紙代 1200円
・連絡用郵便切手代 約1000円

以上です。

場所は原則として申立てをおこなった相手方の住所地を管轄する簡易裁判所で行われます。
もし場所を正当な理由で変更したい場合は、付属書類に管轄合意書がありますので相手方の合意をもらえれば、そちらで変更することは可能です。

私の場合は私が調停の申し立てをしたので、妻の居住地の管轄する裁判所で行いました。

また相手方に見せたくない書類に関しては非開示の希望に関する申出書を提出すれば閲覧や複製などを相手方に制限として設けることもできます。

非開示にすれば現住所や勤務先などを知られることがなくなるので安心できます。
稀に調停委員の判断で開示する場合もあるみたいなのでご注意ください。

「調停当日の流れ」

申し立てをすると相手方に通知がいきます。
そこで調停期日の指定があります。
当日に当事者双方を裁判所へ呼び出し、第三者を交えた話し合いが行われます。
基本的には平日に1回2時間程度で行われます。

当日は待合室でそれぞれ別々に待っていました。
交互に部屋に入り第三者である調停委員の方と話すことができます。
弁護士の方に依頼される場合は同席してもらうことも可能となっております。

調停の良いところは、相手と顔を合わせないことができる点です。
相手の顔を見ると感情的になってしまったり、情が湧いてしまったりしますので、冷静な話し合いをするためには必要だと思いました。
私の調停日には怒号が飛び交ったり、号泣している方もいましたが、、、

また、調停開始日と終了日に当事者2人が同時に調停室に入り、話すことがあります。
望まないのであれば書類に記載すれば別々にすることも可能です。

あとは何回か話し合いを行い、合意に至れば成立、合意できなかった場合は裁判へ・・・といった流れになります。
合意できなかった場合でもその後、裁判はせずに示談になるケースもあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
調停・・・なんて聞くと身近ではないため、不安に思ってしまいますよね。

裁判とは何が違うのか?
時間はどのくらいかかるのか?
相手と会わなければいけないのか?
費用がどのくらいかかるのか?

など、私もとても不安でした。
特に不倫されたことによりメンタルがボロボロの中で調停について調べることがとても大変でした。
そこで、できるだけわかりやすくまとめてみようと思い記事にしてみました。

実際には裁判と比べると手続きも費用的にもかなり手軽にでき、第三者を交えた話し合いを行うことができます。
パートナーとまともに話せない場合や、つい感情的になってしまう場合にはおすすめです。

それではまた!

然様なら!

コメント

タイトルとURLをコピーしました